責任感を手離すことのすすめ

職場でのすすめ
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まじめで責任感が強い
上下関係を大切にし、礼儀を重んじる

・・・氷河期世代の仕事に対する姿勢の特徴だそうです

この時代には男女雇用機会均等法が施行され
キャリアを追求する女性が増えました

ただ
女性の社会進出は進んだのに
昇進や評価など、実際の待遇は男性と壁があったことを
おぼえています

「女性ががんばっても男性のように評価されない」

そんな状況を
愚痴をこぼしながら
不満をお酒でおなかに流し込み、がんばってきた人も多いのではないでしょうか
そんな走り続けてきた世代です

だからわたし達は今も

がんばり過ぎる、のです

非正規雇用だとしても
与えられた仕事は最後まで責任をもって取り組みます
向上心を持って主体的にがんがん動きます

わたしは自分にもあるそういう面がとても好きだし
同じ世代がそのようにがんばっている姿を見ると誇らしくおもいます

問題は・・・

違う世代の人にも同じ姿勢を求めてしまうことです

若い世代の人たちは仕事に対する価値観がまったく違うのです
ワークライフバランスを重視し
仕事のためにプライベートを犠牲にすることには否定的
競争心がうすく、責任感はあるものの過度なプレッシャーを感じることには抵抗感がある

そんな、わたしとは違う世代の価値観も理解して尊重していきたい

そこで自分の価値観を押しつけないために

わたしは

 責任感を少し手離してみる
 会社の期待に応えようとし過ぎない

を心がけてみようと思います

自分が過度にがんばると
同じ感覚ではない人を見て
自分はがんばっているのに、とイライラしてしまう
こちらがイライラすれば相手も不機嫌にさせてしまうかもしれない
逆に言えばこちらが機嫌よく笑顔でいれば相手を笑顔にできるかもしれない

それなら

がんばらない

手をぬくということではなく
管理職ではないのなら
過剰な責任感を持たず、過度に期待に応えようとしない、ということ
そもそも会社は自分に期待していないかもしれない
勝手に期待されていると思い込んでいるだけかもしれないのだ

50歳になったら少しペースを落とそう
その位がちょうどよいと思います

そうすることで違う世代の人に
価値観をおしつけずイライラすることがなくなるのなら…

 

でも

「がんばらない」って難しいんだよなーー(^^;)

 

***わたしの好きな言葉***

投げかけたものは必ず返ってくる
それは同時に投げかけないものは返らない、ということ
(小林正観「こころの宝島」,2022年,清談社出版)

まわりに笑顔を投げかけていたい

ありがとうございました。

窓ぎわみやび

50歳役職なし。キャリアカウンセラー。
タフに真面目に仕事に取り組んできた氷河期世代女性です。
50代のこれからの働き方や50代からはこれをやろうを、もがきながら考えていきます。

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