50歳という年齢は、人生の中で多くの経験を積んできています。
この頃になると
「知っていることは言いたい!教えたい!」
という衝動にかられますが
その衝動を抑え、より慎重に言葉を選ぶことが求められます。
なぜなら
「何を言うかよりも、何を言わないかが重要」だからです。
私はこの言葉を常に肝に銘じています。
いまは本当に自分がしゃべる番なのか
自分に問うようにしています。
例えば
後輩が新しいプロジェクトに取り組んでいるとき
あなたが「こうした方がいい」とアドバイスをすることは
時には逆効果になることもあります。
若い世代は、自分のやり方を試したいと思っていることが多いので
余計な口出しはかえってストレスを与えることがあります。
ここで大切なのは
相手の成長を見守る姿勢です
一方で、困っている後輩に手を差し伸べることは
あなたの存在をより価値あるものにします。
例えば、後輩が締切に追われているときに
「何か手伝えることがあれば言ってね」
と声をかけることで
あなたの優しさや思いやりが伝わります。
これが、職場での信頼関係を築く鍵となります。
そして手を差し伸べることで
困ったときに頼りになる存在として
職場での輝きを増すのです。
また、言葉には力があります。
余計なことを言わないことで
あなたの言葉がより重みを持ち
必要な時に発する言葉が周囲に影響を与えることができます。
これが余計なことを言わないことの効用です。
自分の存在感を高めることになるでしょう

50代の女性が職場で愛されるために
余計な口出しをせず
困った時に手を差し伸べる人になりたいものです。
何を言うかよりも、何を言わないかを大切にするために
知っているから教えたい、の衝動を抑え
何か良いことを言わなくては、の気持ちを捨てて
いきたいと思います。
Still Waters run deep
静かに流れる川は深い
Empty vessels make the most sound
空の入れ物は大きな音を立てる(英語のことわざ)
ありがとうございました。
50歳役職なし。キャリアカウンセラー。
タフに真面目に仕事に取り組んできた氷河期世代女性です。
50代のこれからの働き方や50代からはこれをやろうを、もがきながら考えていきます。